健康的に痩せるためには〇〇〇の改善が重要。
涼しい季節になり、ダイエットを始める方が増えています。
ウィスポでも新規入会される方が多い時期となりました。
「よし、1カ月で10kg痩せよう」
「気合入れて頑張ろう」
ということで、やる気に満ち溢れた方が多いです。
前向きに頑張ろうとされる姿勢は素晴らしいことです。
しかし、健康的に痩せるためには、地道な積み重ねが重要であることを知っておかなければなりません。
そもそも、今の身体を作り上げたのはこれまで積み重ねた習慣によるものです。
つまり、コツコツと積み重ねてきた脂肪はコツコツと落とすしかないということです。
人の身体は、急激なストレスには対応できないようになっています。
例えば、極端な食事制限を行うと、脳が飢餓状態と判断し、代謝能力を下げてしまいます。
体重を落としたいのに燃費の悪い身体にしてしまっては本末転倒ですよね。
これからダイエットを進めていくうえで重要になるのが
耐糖能
耐糖能とは、血糖値を正常に保とうとする能力のことです。
以下のような症状がある方は要注意です。
・食後に眠たくなる ・異常な空腹感 ・夜中に起きる |
上記の症状以外にも、糖質制限や夕ご飯に糖質抜きにしている方は耐糖能低下の危険度アップ。
耐糖能異常・患者の25〜66%が10年以内に糖尿病に進行するというデータも出ています。
糖質=悪というイメージを持つ方も多いですが、むしろかなり重要な栄養素です。
三大栄養素のうち炭水化物の摂取目安は約50〜60%と言われており、基本的に制限する栄養素ではないのです。
ただし!耐糖能が低下している状態で急に増やすと、以下のような不調を引き起こす可能性があるため要注意です。
・血糖値乱高下 ・消化不良 ・腸内環境悪化 |
耐糖能を考えた食事の摂り方は次の3つ。
①徐々に増やす ②何を選択して増やすかは人による ③果物は最強 |
次に、炭水化物の負担の少ない増やし方についてです。
基本的には、40%→45%→50%→55%と5%ずつ増やすのがポイント。
その際、低血糖症状や胃腸症状がないかチェックしながら進めていくことが大切です。
『それって実際どのくらいなの?』
と思われた方もいらっしゃいますよね。
ということで、炭水化物量(ご飯編)の目安をご紹介します。
(例)体重50kg、女性、活動量はふつうの女性、約1,900kcal/ ⚪︎炭水化物50%の場合 ・ご飯3杯(160g/杯) ・野菜300g ・さつまいも1/2本 朝:ご飯160g、野菜サラダ60g 昼:ご飯160g、野菜炒め180g 夜:ご飯160g、ほうれん草の白和え60g ⚪︎炭水化物55%の場合 ・ご飯3杯(180g/杯) ・野菜310g ・さつまいも1/2本 朝:ご飯180g、野菜サラダ60g 昼:ご飯180g、野菜炒め180g 夜:ご飯180g、ほうれん草のお浸し70g |
消化が弱くて膨満感・満足感が出やすい場合は、ご飯がメイン。
消化には問題ない場合は、玄米やオートミールなどGI値が低いものがオススメ。
※食べて膨満感が出やすいもの
・穀物
→ライ麦、小麦、大麦
・果物
→りんご、スイカ、ドライフルーツ、マンゴー、桃、パイナップル
・野菜
→さつまいも、里芋、玉ねぎ、セロリ、アスパラガス、ブロッコリー、ごぼう、かぼちゃ、キャベツ
食べるものがなくなると思われるかもしれませんが、上記のものはあくまで傾向の話。
実際に食べて支障がなければ問題なしと判断していただいて大丈夫です。
いかがでしたか?
炭水化物は、身体に欠かせない栄養素の一つです。
でも、実際にどのくらい摂取したらいいのか分からないという方も目安は把握していただけたかなと思います。
生きることは食べること!
極端な制限をして身体を壊さないでいただきたい!
適切な方法を選択することで、健康的な身体を手に入れることができます!
できることから1つずつ積み重ねて、理想の身体を手に入れましょう。
身体は必ず変わります。
パーソナルジム ウィスポ
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