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ホルモンとミネラルの関係性

私が考えるダイエット成功とは、適度な運動を取り入れつつ、食事を必要に応じて調整することです。

「当り前じゃん」と思われる方がいらっしゃるかもしれません。

はい、当たり前です。笑

では、その当たり前がどれだけできているかという話です。

これに対して自信を持って「イエス」といえる方は、ダイエットの必要はありません。

はっきりイエスが言えない方や自信がない方は、この先も一緒にチェックしていきましょう。

  

身体の不調に気をつけながらダイエットを進めていくうえで押さえておきたいポイントは2つあります。

それは、血糖値の安定ミネラルの確保です。

さらにポイントを挙げると、インスリンと亜鉛です。

これらはどちらも重要で密接な関係があります。

その点を深掘りしてチェックしていきましょう。

  

インスリンの働き

インスリンは、糖の代謝を調節し、血糖値を一定に保つ働きがあるホルモンです。

ご飯やパンなどの糖質を食べると血糖値が上がり、膵臓のβ細胞からインスリンが分泌され血糖値を下げてくれます。

インスリンは、体内で唯一、血糖値を下げるホルモンとして働きます。

  

血糖値の乱高下

まずは、下のデータをご覧ください。

血糖値が上昇するとインスリンの分泌も増え、反対に血糖値が緩やかに上昇すればインスリンの分泌は少なく済みます。

これがインスリンの正常な働きです。

しかし、血糖値の急激な変動は身体のダルさにも繋がるため避けたいところ。

特に、朝食なしで缶コーヒーやエナジードリンクだけという方は要注意。

  

インスリンと亜鉛

血糖値を下げるインスリンが働くためには亜鉛が必要です。

亜鉛が不足するとインスリンの働きは低下してしまいます。

  

亜鉛は足りていますか?

亜鉛は、体内の200以上もの代謝に関わる働き者のミネラルです。

免疫や細胞分裂、生殖機能などに関わるホルモンであり不足したくない栄養素です。

しかし、亜鉛は吸収しづらいミネラルで不足しやすいです。

また、胃腸機能も鍵を握ります。

  

亜鉛とアルコール

特に、お酒を常飲している方は亜鉛が不足している可能性が高いです。

それは、アルコールの分解には亜鉛が必要だから。

解毒のために亜鉛が使われてインスリンの機能維持に利用されると、亜鉛は不足しやすくなります。

飲酒が多い方が太りやすくなるのはこれも関係しています。

  

亜鉛の摂取

分子栄養学的に亜鉛が足りているかどうかはALPや血清亜鉛で確認します。

「ALP」

理想値:IFCC法=63

             JSCC法=180

数値の上昇因子: 肝疾患、骨疾患、成長期、脂肪食後、アルコール

B型、O型、妊娠後期

亜鉛が不足していればそこへアプローチします。

  

亜鉛は牡蠣やレバー、赤身肉、豆類、卵などに多く含まれます。

食事での摂取が難しい場合、サプリメントで補っていくのも選択肢の一つです。

亜鉛は浪費しないことがまず大事です。

  

最後に

ダイエット成功のためには、正しい方法を選択するのが大前提です。

「〇〇を食べたら痩せる」「〇〇だけダイエット」というものはあり得ない話です。

ピンポイントでその食材や栄養が不足しているなら一時的に調子が良くなったり減量の後押しになるかもしれません。

しかし、その確率は低いですし、栄養バランスの乱れで耐糖能は低下し、身体の不調もきたしやすくなります。

ウィスポでは、そうした根拠のないサポートは行っておりません。

実際には、お客様がアクションを起こしていただかなければなりませんが、そのために、メンタル面と生活習慣、運動習慣など幅広く評価し、現実的に継続できる方法でのサポートをさせていただきます。

あなたのペースでできることを一つずつ積み重ねることで、健康的に痩せることができます。

身体は必ず変わります。

  

パーソナルジム ウィスポ

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代表トレーナー 平島 裕樹

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