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「ビーガンです」←栄養バランスは?

テーマを見て「ビーガンって何⁉」と思われた方がいらっしゃるかもしれません。

ベジタリアンとも似ていることから野菜を食べない人というイメージがありますよね。

まずは、両者の違いについてチェックしてみましょう。

✅ベジタリアン
➡卵製品と乳製品を食べるか食べないかが本人の判断に委ねられる。
✅ビーガン
➡肉や魚介類のほか、卵製品や乳製品、蜂蜜を含めた動物性食品を一切口にしない人のこと。
ベジタリアンとビーガンの違い

ビーガンの方は、完全菜食主義者とも呼ばれています。

  

ということで、結論から申し上げます。

ビーガンの方は、いま不調がなく大丈夫でも、今後影響する可能性があります

影響が大きいものとしては、イソフラボン過剰によって甲状腺機能異常や婦人系疾患のリスクを上げる可能性が報告されています。

そのため、厚生労働省でもイソフラボンの摂取量は基準値を作っています。

また、以下のようにその他の栄養素不足も考えられます。

・動物性食品を摂らないことによる「ビタミン12不足」
・魚を摂らないことによる「ビタミンD、オメガ3不足」
・肉や魚に多く含まれる「亜鉛不足」
・乳製品を摂らないことによる「カルシウム不足」
ビーガンの方が不足しやすい栄養素

これらの不足によって巨赤芽球性貧血、脊髄および脳の白質障害、末梢神経障害などの疾患リスク増加も報告されています。

  

健康目的で行っているのであれば、栄養学的に問題は多いと考えています。

何のための取り組みなのかを明確にし、リスクを考えた上で行動に移すことが大切です。

正しい知識を身に付けて健康を第一の身体作りを目指しましょう。

身体は必ず変わります。

  

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