dietary-restrictions

制限ダイエットしてない?

Oさん

炭水化物を制限して、たんぱく質を多めに摂れば痩せるのかな?

平島トレーナー

そのやり方でも多少は体重が落ちるかもしれません。

しかし、健康面にリスクがあるのでオススメできません。

その点についてチェックしていきましょう。

  

「ダイエット中の炭水化物は控えた方が良いの?」

「タンパク質を多く摂れば良いの?」

  

こうしたご質問はよくいただきます。

炭水化物は悪、たんぱく質は善のようなイメージがあるかもしれません。

しかし、どちらも欠かせない栄養素の一つです。

それぞれの役割を家づくりを例に挙げてチェック。

・たんぱく質
➡家づくりに必要な木材などの材料

・炭水化物
➡材料を組み立てる大工さん
たんぱく質と炭水化物の役割

家づくりは、材料を組み立てる大工さんがいるからこそ可能です。

それと同じように、たんぱく質という材料を炭水化物というエネルギーを使って筋肉や内臓を治したり強化することができます。

  

ちなみに、悪のイメージが強い炭水化物ですが、脳・神経細胞・血球細胞は糖質をエネルギー源にしています。

そのため極度の糖質制限は、脳の機能を低下させ消化吸収能力や免疫力の低下など、様々な影響を与えるリスクがあるのです。

  

その中でも、脳の働きを維持することは重要です。

脳は基本的に糖質をエネルギー源にしています。

※非常事態にはケトン体をエネルギー源にします。

  

脳の活発な活動を維持するためには最低120g/日が必要です。

糖質120gといえば多いと思われる方が多いかもしれません。

しかし、糖質の1日のカロリーを計算してみましょう。

糖質は1gあたり4kcal。

120×4=480

1日のうち480kcalという計算です。

こう考えると、そこまでカロリーは高くないのでそう多くはありませんよね。

1日1,400kcalは食べれることができるダイエット戦路ではご飯150gで糖質55g。

  

ダイエット中でも炭水化物は結構食べられます。

脳や血球のためにもしっかりと糖質を摂るようにすること。

GI値や食間、1回の糖質の量などを意識できると尚良し。

  

正しい知識を持って取り組むことで、健康被害のリスクを抑えて元気なままで痩せることができます。

たった一つのあなたの身体を大切にして無理のないペースで身体作りを進めていきましょう。

身体は必ず変わります。

  

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