カロリー制限で脂肪は落ちるの⁉︎

　　

カロリーを抑えるためにサラダばかり食べても脂肪は減りません。

その原因は、ミトコンドリアでのエネルギー産生低下です。

食べる量を減らすと痩せると思っている方が多いですが、それは最初だけです。

カロリーを増やした途端、リバウンドします。

　　

「だったら、カロリーを制限したままでいいんじゃないの？」

と思われるかもしれません。

しかし、最低限必要なエネルギーが確保できず脳も飢餓状態と判断し、代謝能力が落ちてしまいます。

これでは本末転倒ですよね。

このメカニズムを知っておくだけでも、カロリー制限の必要がないことは分かっていただけますよね。

　　

食べたいのに我慢するというような、ストレス度が高く効率の悪い方法は避けましょう。

　　

ここで、ミトコンドリアについて解説します。

ミトコンドリアは、身体を動かすエネルギーを作り出す場所です。

カロリーが足りないとミトコンドリアでのエネルギー産生能力が低下します。

食べ物は消化吸収されてミトコンドリアに運ばれて様々な酵素、補酵素によってエネルギーとなります。

カロリーを減らすということは、エネルギー、酵素、補酵素を減らすということなので代謝が低下しやすいです。

身体は、エネルギーの消費を防ごうとする反応が働くので、エネルギー源が少なくなって代謝が落ちてしまいます。

　　

「脂肪をエネルギーにして消費してくれないの？」

と思いますよね。

しかし、身体についている脂肪はエネルギーになりにくいという特性があります。

脂肪を燃焼させるためには、糖質を中心にエネルギー産生して徐々に脂肪を燃やすことが大切です。

以下のような食事は、停滞期やリバウンドを起こしやすいので要注意です。

・夜ご飯なし ・夜ごはん糖質抜き ・忙しくて1日2食

　　

糖質をエネルギーにして痩せやすい身体を作るために必須の食材は果物です。

ただし、果物が合わない人もいます。

それは、ひとそれぞれ腸内環境が違うからです。

果物にはオリゴ糖や食物繊維が多いので、小腸の中に細菌が多い状態だとガスが大量発生して膨満感や便秘、下痢などの症状を強めてしまう可能性があります。

その状態をSIBO(小腸内細菌増殖症)といいます。

そのため、食べた後の症状を確かめながら無理のないペースで進めていくことが大切です。

焦らず継続できる方法で進めていくことが健康的に痩せるカギとなります。

身体は必ず変わります。

　　

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