浮腫みは塩分だけじゃない⁉︎

塩分だけを気にしても浮腫みは取れません。

浮腫む原因はたくさんあって、ひとそれぞれ原因が違います。

むくみのメカニズムと根拠を知るだけで過度な減塩をしなくても浮腫まない身体は作れます。

  

まずあ、細胞と細胞の間の間質液に水分が溜まることが浮腫みです。

間質液から静脈の方に移動して、心臓に戻るという流れができていれば浮腫みにくくなります。

特に、間質液から静脈に移るとき、アルブミンというたんぱく質からできた物質が静脈にあることによってアルブミンの濃度が高まります。

そのため、この濃度差によって濃度を一定に保とうとする膠質浸透圧が働いて静脈の方に水分が流れていきます。

アルブミンが少なくなると、静脈の濃度が低くなるので吸い上げる力が弱まります。

このアルブミンは肝臓でたんぱく質から作られています

そのため、たんぱく質不足やカロリー不足だとアルブミンが不足し浮腫む原因になります。

  

たんぱく質をどのくらい摂れば良いかは以下にまとめました。

活動別のたんぱく質摂取量は以下の通りです。

運動量たんぱく質摂取量
(1日当たり)
【活動量Ⅰ】
デスクワーク中心で
スポーツもしない
0.8~1.0g/体重kg
【活動量Ⅱ】
デスクワーク中心だが
たまにスポーツもする
0.8~1.2/体重kg
【活動量Ⅲ】
週に3~5回は
遊び程度のスポーツをする
1.0~1.4g/体重kg
【活動量Ⅳ】
週に3~5回は
本気のスポーツをする
1.2~1.6g/体重kg
【活動量Ⅴ】
高強度の運動をしている
(筋トレなど)
1.4~1.8g/体重kg
活動量別のたんぱく質摂取量

  

運動負荷別のたんぱく質摂取量は以下の通りです。

運動量たんぱく質摂取量
(1日当たり)
持久系トレーニングを
行っている
1.2~1.4g/体重kg
筋トレ
(状態維持期)
1.0~1.4g/体重kg
筋トレ
(増強期)
1.6~1.7g/体重kg
筋トレ
(初心者)
1.5~1.7g/体重kg
運動負荷別のたんぱく質摂取量

  

体重50kgの人は40~60gが1日に必要なたんぱく質量です。

まずは、浮腫む原因を知ることが身体を変えるためのスタートになります。

適切な方法を選択し、正しく身体を変えていきましょう。

  

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