コルチゾールが甲状腺機能を低下⁉︎

コルチゾールは、ストレスや低血糖などで過剰になります。

コルチゾールが過剰になり甲状腺にどう影響するか解説していきます。

まず、脳から指令が出て副腎皮質までホルモンの影響で命令が来てコルチゾールが出る軸のことをHPA軸といいます。

それに対して、甲状腺ホルモンが出るまでの軸をHPT軸といいます。

CRH副腎皮質ホルモン放出ホルモンの量が多くなると、甲状腺刺激ホルモンの分泌に制限をかけてしまいます。

また、コルチゾールの分泌が多くなることで甲状腺ホルモンを阻害してしまいます。

甲状腺ホルモン自体の分泌量を抑制するということですね。

甲状腺の機能は「体温調節」「代謝促進」「脳の活性化」などが挙げられます。

つまり、甲状腺ホルモンの分泌が減ると、これらの機能も低下してしまうのです。

コルチゾールは、ストレス・低血糖・炎症によって分泌量が増えると甲状腺機能が低下するためコルチゾール過剰には気をつけましょう。

  

  

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