豆乳は健康に良い⁉︎

豆乳は大豆イソフラボンが多いので、健康に良いのでしょうか?

答えは

適量ならアリです。

豆乳の原料である大豆には、現代人に不足しがちな以下の栄養素が多く含まれています。

・ビタミンE
・ビタミンK
・ビタミンB1
・葉酸
・パントテン酸
・ビオチン
・カリウム
・カルシウム
・マンガン
・亞鉛
・リン
豆乳に多く含まれる栄養素

  

大豆食品は、積極的に摂取したい食品の一つですが注意点もあります。

それは、抗栄養素が多いこと。

その中でも有名なのが大豆イソフラボン。

イソフラボンは、別名「植物エストロゲン」とも呼ばれていて、女性ホルモンであるエストロゲンと同じような作用をしてくれます。

そのため、PMSなどがある女性や生理周期で体調が乱れる人は、豆乳を飲むことでこれらを軽減することができます。

一方で、イソフラボンは「内分泌かく乱物質」とも呼ばれていて、過剰摂取によって内分泌のバランスを崩してしまうことがあります。

過剰になると、以下のような症状の原因になる可能性もあります。

・甲状腺機能低下
・エネルギー代謝低下
・受胎能低下
イソフラボン過剰による症状

  

では、どのくらいの量なら大丈夫なのか?

イソフラボンの摂取量は75mg/日以下に抑えたいです。

豆乳は、1杯につきおおよそ30~50mgのイソフラボンが入っています。

味噌や豆腐、納豆などを食べている人は1杯が目安になります。

  

「豆乳は健康」と聞いたことがある人が多いと思います。

しかし、摂りすぎたらエストロゲン過剰で健康を害してしまう可能性があります。

健康に良いか悪いかは、以下のように人の置かれている状況によって大きく変わります。

・それ以外の食事内容
・年齢や性別
・生理の有無や更年期の有無
・日常の活動量
豆乳が健康かどうかを判断する際に考えるべき要素

  

一面だけをみて「良い」「悪い」を判断するのではなく、様々な側面も理解して「良い」「悪い」を判断できるようになりましょう。

身体は必ず変わります!

  

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