0kcal商品に潜むリスクとは…
0kcal商品は、今や店頭に並べていないお店の方が少ないのではないでしょうか。
安くて美味しい0kcal商品は、手軽に購入できて癖になりますよね。
また、摂取カロリーを抑えられるため、ダイエットにも効果がありそうな気がしますね。
もちろん、カロリーだけを焦点に当てれば減量を後押ししてくれます。
しかし、そんなにうまい話はないのが現実です。
その理由をこれからお伝えしていきます。
人工甘味料とは?
人工甘味料は、よく0kcal商品に使われている人工的に甘みを加えた添加物です。
カロリーを抑えられるけど甘みは感じられる。
これって凄いことですよね。
それは当然です。
人工甘味料は、砂糖の数百倍の甘みを持つから。
数百倍の甘みって、普通じゃありませんよね。
冷静に考えて、そんなものが当たり前のように口に入っていることを考えると恐ろしくないですか?
人工甘味料は、砂糖よりも圧倒的に甘く少量で済むため、カロリーを圧倒的に抑えることができるのです。
よく使用されている人工甘味料には、アスパルテームやスクラロースがあります。
アスパルテーム
アスパルテームは、砂糖の160〜220倍の甘さがあるとされています。
アスパルテームを摂取して消化吸収した後、過剰摂取によって興奮毒性があり神経細胞に悪影響を及ぼす可能性があるという報告もあります。
アスパルテームは、清涼飲料水によく使われており、0kcalでも飲み過ぎるとリスクとなる可能性があります。
スクラロース
スクラロースは、砂糖の600倍の甘さがあると言われています。
農薬の開発中に偶然発見された甘味を人工的に製品化した甘味料です。
動物実験では、成長の遅れや卵巣の収縮、赤血球の減少、脳腫瘍の増加などの結果が報告されています。
人工甘味料には、デメリットも存在します。
人工甘味料のデメリット①「身体の正常な反応が起こらない」
通常、食事で甘いものを食べると血糖値が急上昇します。
人工甘味料を摂取し、甘いと感じても血糖値の上昇は起こりません。
血糖値が上がらないなら良いことだと思われるかもしれません。
しかし、脳と身体の間にズレが生まれるためリスクの方が大きいです。
これにより、インスリンが働きが悪くなり血糖値のコントロールができづらくなり糖尿病のリスクを高めてしまうのです。
人工甘味料のデメリット②「味覚が狂ってしまう」
人工甘味料は砂糖の数百倍の甘みを持ちます。
これを常用的に摂取することで、強い甘みに慣れてしまい、甘味に関する感覚が鈍くなっていきます。
甘味に関する感覚が鈍くなると、どんどん強い甘みを求めてしまい、自然な甘さでは満足できなくなってしまいます。
人工甘味料は絶対悪?
これまで人工甘味料の悪いところばかり挙げましたが、現代では人工甘味料を完全に遮断することは不可能に近いです。
現在の私は、人工甘味料はダイエットを目指す方にとってはカロリーを抑えるメリットもあるため短期的な摂取であれば選択肢としてアリだと考えています。
しかし、長期的な摂取では、摂取していないグループよりも肥満の割合が高くなるという論文も出ているため気をつけたいところ。
さらに、アルツハイマー型認知症になるリスクも3倍高くなるという報告もあります。
最後に
人工甘味料は、カロリーを制限できてダイエットを目指す方にとって非常に便利なアイテムです。
実際に栄養サポートさせて頂く際にも人工甘味料を完全カットするような無茶なアドバイスは行っておりません。
ただし、リスクを知って可能な限り改善する必要はあると考えています。
例えば、がっつり添加物を含むパルスイートよりもミネラル豊富な黒糖やきび砂糖に代えるといった工夫は可能ですよね。
何事においても同じことですが、正しい知識を身に付けて正しい努力を積み重ねることが大切です。
ウィスポでは、安全かつ健康的に身体作りを目指す方をサポートさせて頂いております。
無茶なダイエットで身体を壊すことだけは避けて頂きたいですし、たった一つの身体を大切にしてほしい。
無理のないペースで進めていけば、身体は必ず変えることができます。
できることから1つずつ積み重ねて理想の身体作りを目指しましょう。
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