ダイエットや身体の引き締めというと、
筋トレや有酸素運動でしっかり身体を動かすことを
イメージする方も多いと思います。

もちろん運動は大切ですが、
毎回強く追い込む必要があるわけではありません。

身体が動きにくい日は、
背骨や股関節などを動かしながら
「動きやすい状態をつくる」ことから始める方法もあります。

KEY POINT
背骨を動かせば痩せる、ということではない。

背骨を含めて身体を動かすことは、
運動しやすい状態をつくるための一つの方法として考えます。

背骨は「一本の棒」ではない

背骨は複数の椎骨から構成され、
身体を支えるだけでなく、
曲げる・伸ばす・回すなどの動きにも関わります。

日常生活でも、
起き上がる、振り向く、物を取る、
歩く、運動するといったさまざまな場面で
体幹部は動いています。

FLEXION / EXTENSION
曲げる・伸ばす

前後方向へ身体を動かす。

ROTATION
回す

胸郭などを左右へ回旋させる。

SIDE BENDING
横へ動かす

身体を左右方向へ動かす。

「姿勢を良くする=背骨を固定する」ではない

姿勢を意識すると、
背筋を伸ばして
同じ姿勢を保とうとすることがあります。

しかし身体には、
安定させる能力と動かす能力の両方
が必要です。

トレーニングでも、
固めることだけではなく、
必要な場所を動かしながら
身体全体をコントロールしていきます。

01
動かす
可動域を確認
02
支える
姿勢をコントロール
03
組み合わせる
手足と連動
04
運動へ
筋トレ・日常動作

背骨を動かすことと「脂肪燃焼」は分けて考える

背骨を動かすエクササイズをしたからといって、
その部分の脂肪が直接落ちたり、
基礎代謝が大きく上がったりするわけではありません。

身体を引き締めるためには、
食事、日常の活動量、筋力トレーニング、
有酸素運動などを含めて
長期的に考える必要があります。

目的 主に考えたいこと
体脂肪を減らす 食事・活動量・運動を含めたエネルギーバランス
筋力を高める 適切な負荷を使った筋力トレーニング
動きやすくする 可動域・筋力・身体のコントロール
運動を続ける 体力・疲労・生活に合わせた運動量
IMPORTANT
「身体を動かしやすくすること」と「脂肪を減らすこと」は同じではない。

役割を分けて考えることで、
エクササイズの目的もわかりやすくなります。

では、背骨を動かす意味は?

大切なのは、
背骨を動かすエクササイズを
「脂肪燃焼運動」として考えないことです。

身体の動きを確認したり、
運動前に身体を動かしたり、
強度を抑えて身体を動かしたい日に利用したりと、
さまざまな使い方ができます。

身体の状態を確認

左右差や動かしにくい方向がないか確認する。

ウォームアップ

トレーニング前に身体を動かす準備として使う。

低強度の運動

疲労がある日などに強度を調整して身体を動かす。

動作練習

手足と組み合わせながら身体をコントロールする。

「腰をたくさん動かす」ことが目的ではない

背骨といっても、
すべての部分が同じように動くわけではありません。

例えば回旋動作では、
胸郭周囲の動きだけでなく、
股関節なども組み合わせながら
身体全体で動作をつくります。

一つの場所だけを無理に動かすのではなく、
身体全体でどのように動いているか
を確認することが大切です。

THORAX
胸郭
回旋など
PELVIS
骨盤
位置を調整
HIP
股関節
下半身と連動
MOVEMENT
全身動作
一つの動きへ

呼吸と組み合わせる

胸郭は呼吸に伴って動くため、
背骨や胸郭を動かすエクササイズでは
呼吸を止めずに行うこともポイントです。

強く力むだけではなく、
息を吐く・吸うことと
身体の動きを組み合わせながら行います。

BREATHE
呼吸する

息を止め続けずに動く。

MOVE
動かす

無理のない範囲で身体を動かす。

CONTROL
調整する

動きの大きさや速度をコントロールする。

自律神経を「整える」と言い切らない

ゆっくり身体を動かしたり、
呼吸を意識したりすることで、
落ち着いて運動できると感じる方もいます。

ただし、
「背骨を動かせば自律神経が整う」
と単純に考える必要はありません。

睡眠、ストレス、生活リズム、
身体活動などさまざまな要素を含めて
コンディションを考えていきます。

身体づくりは「追い込む日」だけではない

トレーニングというと、
毎回きつい運動をしなければ
効果がないように感じることがあります。

しかし、
その日の体調や疲労によって
運動内容を調整することも大切です。

身体の状態 運動の考え方
調子が良い 筋トレなどでしっかり負荷をかける
少し動きにくい 可動域や動作を確認してから進める
疲労がある 運動強度や量を調整する
痛みがある 無理に追い込まず原因や状態を確認する
WiSP POINT

「痩せる運動」だけを探すのではなく、
「今日の身体に必要な運動」を選ぶ。

まとめ

背骨を動かすエクササイズそのものが、
脂肪を直接減らしたり、
ダイエット効果を大きく高めたりするわけではありません。

しかし、
身体の状態を確認し、
動きやすい状態をつくり、
その後の筋力トレーニングや日常活動へ
つなげていく方法の一つとして活用できます。

「追い込む」だけではなく、
動かす・支える・負荷をかける・休む。
そのバランスを取りながら
身体づくりを続けていきましょう。

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WiSPでは筋トレだけでなく、可動域・姿勢・動作・身体の状態を確認しながら、
一人ひとりに合わせてトレーニングを組み立てています。

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