トレーニングに慣れてくると、いつもの種目が「なんとなくこなすだけ」になってしまうことがあります。
そんなときにおすすめなのが、BOSU(ボス)ボールを使ったトレーニングです。
BOSUボールとは?
BOSUボールは、バランスボールを半球状にしたようなアイテムです。

片面がやわらかいドーム状、もう片面は平らな台座になっており、どちらの面も使うことができます。
この不安定な形状を活かすことで、動きに少しだけ難しさを加えたり、
体の感覚を高めたりと、普段とは違った刺激が得られます。
BOSUボールを使ったトレーニング例
以下のようなトレーニングと組み合わせることで、動きに意識が向きやすくなります。
- BOSU上でスクワット
- BOSUの上に両手をついて腕立て伏せ
- 片足でBOSUに立ち、もう一方の足を前後に動かす
- BOSUの上に座って膝を引き寄せる腹筋動作
- ドーム面を下にして、上に立ってバランスキープ
目的や使う面(ドーム面 or 台座面)によって、負荷や刺激の質も変わってきます。
組み合わせて使うと効果的なアイテム
BOSUボールは、他のツールと一緒に使うことで活用の幅が広がります。
- ミニバンド:お尻や股関節まわりの安定を意識しやすくなります
- ダンベル・メディシンボール:上半身の動きや連動性を加えられます
- スライディングディスク・ステップ台:動きの方向やバリエーションを増やすのに便利です
トレーニングの「質」を変えたいときに
正確に動くことが求められるぶん、フォームの見直しや身体の使い方を意識しやすくなるのもBOSUボールの特長です。
慣れている動きでも、不安定な足場でやってみることで、
「こんなにブレてたんだ」「思ったより体が動かない」といった新たな発見があります。
トレーニングに少し変化を加えたいときや、
丁寧に体を使う感覚を取り戻したいときに、ひとつの選択肢として取り入れてみてはいかがでしょうか。
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