長時間の座り仕事が続くと、肩や腰に疲れを感じたり、なんとなく身体が重だるく感じたりしませんか?

今回は、そんなデスクワークの方にぴったりの「かんたんストレッチ」をご紹介します。忙しい合間にも取り入れやすく、姿勢改善や疲労軽減にもつながる内容です。

デスクワークで硬くなりやすい筋肉とは?

同じ姿勢を長時間続けていると、身体の一部が固まりやすくなります。特に硬くなりやすいのが以下の2つの筋肉です。

  • 広背筋(こうはいきん):背中の横〜腰にかけて広がる筋肉。肩こりや猫背の原因になりやすい。
  • ハムストリングス:ももの裏にある筋肉群。座りっぱなしで縮こまりやすく、腰痛や姿勢の崩れにつながります。

この2つをこまめにケアしておくと、身体が軽くなり、日中の集中力も上がりやすくなります。

椅子を使った立位ストレッチで効率よくほぐす

今回おすすめするのは、椅子を使って立ったまま行うストレッチです。この方法では、広背筋ともも裏(ハムストリングス)を同時に伸ばすことができ、非常に効率的です。

やり方のポイント

  1. 椅子の背もたれに両手を置く(背中を丸めず、まっすぐを意識)
  2. 足を肩幅よりやや広めに開き、少しずつお尻を後ろへ引いていく
  3. 背中〜腰、もも裏がじんわり伸びる位置で3秒キープして戻す
  4. これを10回繰り返す(※隙間時間に取り入れやすい形です)
  5. 時間に余裕がある方やじっくり伸ばしたい方は、30秒キープ×1回を目安にしてもOKです

短時間でも、しっかりと筋肉を刺激しながら柔軟性を保つことができます。無理のない範囲で、呼吸を止めずに行いましょう。

習慣が身体をつくる

今の身体の状態は、日々の姿勢や動きの積み重ねでつくられたもの。逆に言えば、「少しずつの良い習慣」が積み重なれば、自然と身体はラクな方向に変わっていきます。

ストレッチも1日数分からでOK。大切なのは「無理なく続けること」です。肩や腰が疲れたとき、リフレッシュしたいときに、ぜひ試してみてください。

動画でチェックしたい方はこちら

文章だけではわかりにくい…という方のために、実際の動きを動画でご紹介しています。椅子を使った立位ストレッチの具体的なフォームを確認したい方は、こちらをご覧ください👇

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