こんにちは!広島県呉市のパーソナルジム「WiSP(ウィスポ)」です。
今回は、学生アスリートにも人気のトレーニングアイテム
「腹筋ローラー(アブローラー)」の正しい使い方について解説します。
一見シンプルに見えるこのトレーニングですが、実はフォームを間違えると、
・効果が薄れる
・腰を痛める
というリスクもあるため、要注意です。
【よくある3つの間違い】
まずは、腹筋ローラーでよく見られるフォームミスを確認しておきましょう。
① 目線が前を向いている
これは最も多い間違いのひとつです。
目線を前に向けると、首が反りやすくなり、それに引っ張られて腰も反ってしまう傾向があります。
この状態では、腹筋への負荷が減ってしまい、代わりに腰に大きなストレスがかかってしまいます。
腰痛や筋膜炎の原因になることもあるので注意が必要です。
▶ 対策:顎を軽く引き、視線はやや斜め下を意識しましょう。
② お尻から先に戻ってしまう
ローラーを戻す際に、お尻が先に引けてしまうと、腹筋を使わずに戻るクセがついてしまいます。
これでは腹筋への刺激が弱くなり、トレーニング効果が十分に得られません。
▶ 対策:体全体を一枚の板のように動かす意識を持ちましょう。
③ 手や腕だけで戻ろうとする
手や腕で無理に引っ張るようにして戻すと、これも腹筋の関与が少なくなってしまいます。
腹筋ローラーは「コア(体幹)」を使うトレーニング。
腕力に頼るのは逆効果です。
▶ 対策:お腹を中心に体を戻す意識を持つことが大切です。
【フォームを整えるだけで、効果が激変!】
正しいフォームで腹筋ローラーを行うと、
表層の腹直筋だけでなく、体幹の深部にあるインナーマッスル(腹横筋など)にも効果が届きます。
これにより、次のようなメリットが期待できます。
- 姿勢の安定
- ケガ予防
- スポーツ時の体幹強化
- 動き出しや切り返しの反応速度アップ
特に競技力を高めたい学生アスリートにとっては、
「体幹の安定性」はパフォーマンスを左右する非常に重要な要素です。
【正しいフォームを動画でチェック】
腹筋ローラーの正しい動作を実際に動画で確認したい方は、
こちらのリンクからご覧いただけます👇
👉 https://linevoom.line.me/post/1174259500274613444
パーソナルジム WiSP(学生) | LINE VOOMCheck out パーソナルジム WiSP(学生)'s post on LINE VOOM.linevoom.line.me |
細かなポイントやフォームの確認にも役立ちますので、
ぜひご自身のトレーニングに取り入れてみてください!
【まとめ:基本の質が体をつくる】
トレーニングは「どれだけやったか」よりも、
「どうやって行ったか」が体づくりに大きく影響します。
腹筋ローラーのように、一見簡単に見える動きこそ、
正しい方法を知ってから実践することが大切です。
学生アスリートの皆さんも、基本に忠実なトレーニングで、
体幹の強さとケガに強い体を手に入れましょう!