頑張ってるのに、なかなか体が変わらない?
トレーニングを一生懸命しているのに、筋肉がつかない。
プロテインも飲んでるけど、本当にこれで合ってるのかわからない。
そんな声をよく聞きます。
体づくりで大事なのは、「どれだけタンパク質を摂ったか」ではなく、「どんなタンパク質を摂ったか」です。
そのヒントになるのが「アミノ酸スコア」です。
今回は、タンパク質をテーマにご紹介します。
アミノ酸スコアってなに?
アミノ酸スコアは、食品に含まれる「必須アミノ酸」がどれだけ理想的なバランスで含まれているかを表した数字です。
- スコア100:必要な必須アミノ酸がすべて揃っている
- スコアが低い:どれかが足りないため、筋肉の材料として十分に使えない
つまり、同じタンパク質10gでも、アミノ酸スコアが高いか低いかで、体づくりの効果が大きく変わるということ!
スポーツをするなら「量」だけでなく「質」が重要
トレーニング後に筋肉が成長するには、「分解された筋繊維を修復するための材料=アミノ酸」が必要。
その材料をしっかり届けるためには、アミノ酸スコアの高い食品を選ぶことが重要です。
✅アミノ酸スコア100のおすすめ食品
- 卵:朝ごはんに+1個
- 鶏むね肉:夕食のおかずに最適
- 魚(鮭・アジなど):成長に必要な脂もとれる
- 納豆:毎日食べても飽きにくい
- 牛乳・ヨーグルト:間食にも◎
食事の「質」を数値で見える化しよう!
アミノ酸スコアを意識することで、「なぜこの食品を食べるのか?」がわかりやすくなります。
また、自分に必要なタンパク質量の目安も覚えておくと良いでしょう。
✅1日のタンパク質目安(目安)
- 中学生男子(運動部):体重×1.5〜2g(運動量により変更します)
例:体重50kg → 75〜100gのタンパク質が目安
(※ごはんやパンにも少し含まれますが、肉・魚・大豆が中心になります)
まとめ|賢く食べて、強い体をつくろう!
「なんとなく頑張ってる」から「理由がわかって取り組む」へ。
アミノ酸スコアは、食事の“質”を判断する大きなヒントになります。
筋トレも、練習も、プロテインも全部大事。でもその効果を最大限に引き出すには、「体に届くかどうか」がすべて。
自分の体を強く、速く、大きくしたいなら。
今日の食事から、アミノ酸スコアを意識してみましょう!