「とにかく疲れが取れない」

「何もしたくない。でも、このままじゃもっとしんどくなる…」

そんな時期、ありますよね。

体も心も疲れているときに、無理に運動や食事改善を頑張る必要はありません。

むしろ、今は“がんばらずに、ゆるく整える”ことが大切です。

今回は、疲労困憊でも取り入れやすい「やさしい栄養と回復のヒント」をご紹介します。

できることから、1つだけ始めてみましょう。

食事は「たんぱく質+野菜」がベースでOK

疲れていると、何を食べたらいいのかも考えたくない…

そんなときは、たんぱく質+野菜を意識するだけで十分です。

たんぱく質は、筋肉や内臓、ホルモンなどの材料。

野菜は、それらを体の中でスムーズに働かせるビタミン・ミネラルの宝庫です。

● 具体的にはこんな組み合わせがおすすめ

  • 卵かけごはん+味噌汁(野菜入り)
  • コンビニのサラダチキン+カップスープ
  • 豆腐+納豆+冷凍野菜のおひたし
  • プロテイン+バナナ+野菜ジュース(朝食代わりに)

「今日はこれだけならできそう」

そんな一皿で十分です。

お酒を楽しむ工夫で、翌日のだるさを軽減

「晩酌だけが、唯一の楽しみ…」

そんな方も多いと思います。無理にやめなくても大丈夫。

体にやさしい飲み方を少しだけ意識するだけで、翌朝のスッキリ感が変わります。

できれば加えたい習慣

  • お酒の前に酢の物を一品
     → 胃腸を整え、アルコールの分解もスムーズに
     → 例:きゅうり・わかめの酢の物、もずく、酢入りドリンクなど
  • お酒と一緒にコップ1杯の水
     → 脱水予防&肝臓の負担軽減
  • おつまみにたんぱく質を1品
     → 冷奴、焼き鳥(塩)、枝豆などが◎

これだけでも体がずいぶんラクになります。

今夜からできる、回復しやすい睡眠の工夫

睡眠は「時間」よりも「質」が大事。

ぐっすり眠れることで、疲れた心身がようやく回復に向かいます。

● 簡単にできる3つのこと

  • 寝る1時間前はスマホを控える
     → 脳が休まり、深い眠りにつながる
  • 足湯や湯たんぽで体を温める
     → 自律神経が整い、リラックスしやすくなる
  • 部屋の照明を少し暗くする
     → 眠気を誘うホルモン(メラトニン)が出やすくなる

少しでも“眠りのスイッチ”が入りやすくなる環境づくりが、翌日の軽さにつながります。

疲れた体がよろこぶ、3つの栄養素

食事のバランスが気になる方も、「これさえ意識すれば大丈夫」というポイントを3つだけ。

① たんぱく質(体の修復)

筋肉や臓器、肌、免疫の材料。疲れているときこそしっかり補給を。

→ 卵、豆腐、魚、鶏肉、納豆、プロテインなど

② ビタミンB群(エネルギー代謝)

食べたものをエネルギーに変えるサポート役。疲れやすい人に特に重要。

→ 納豆、豚肉、玄米、レバー、バナナなど

③ マグネシウム(神経を整える)

ストレスや疲労で消耗しやすく、不足すると睡眠の質も下がりがち。

→ 海藻、木綿豆腐、ナッツ類、雑穀など

これらをすべて完璧に摂る必要はありません。

「今日は納豆食べたからOK」くらいの感覚で十分です。

最後に:がんばらなくて大丈夫です

疲れているときは、がんばることよりも「ゆるめること」が何よりも大事。

まずは1つだけ、「酢の物を1品足してみる」「プロテインを飲んでみる」など、今の自分にできそうなことから始めてみてください。

パーソナルジムWISPウィスポでは

当ジムでは、運動だけでなく、「その人の体調や生活に合ったサポート」を大切にしています。

理想の食事や運動よりも、“今のあなたに合ったタイミングや方法”を一緒に考えていきます。

「体を整えたいけど、何から始めればいいか分からない」

そんな方も安心してご相談くださいね。