こんにちは!
本日は、ボールを使った“動きのある体幹トレーニング”についてご紹介します。
体幹トレーニングと聞くと、プランクやレッグレイズなどの姿勢を固定してじっくりキープする静的なトレーニングをイメージされる方が多いでしょう。
これらは体幹の安定性を高めるうえで非常に重要なトレーニングです。実際、しっかり体幹を「キープ」できることは、スポーツや日常生活でのケガ予防や姿勢維持に欠かせません。
しかし、それだけでは実際のスポーツや日常動作の中で「使える体幹」にはなりにくいことも事実です。
静的トレーニングだけでは不十分?「動ける体幹」が求められる理由
スポーツや日常動作では、動いている最中に瞬間的に体幹を安定させたり、力を発揮したりする必要があります。
例えば、
- 急な方向転換
- ジャンプの着地
- ボールを投げる・蹴る瞬間
- 踏ん張ってバランスをとる動作
こうしたシーンで、体幹が**「必要なタイミングで力を発揮できるかどうか」**が、パフォーマンスやケガのリスクを大きく左右します。
そのため、静的なトレーニングで体幹の基礎をつくったうえで、動きの中で体幹を使う動的なトレーニングを組み合わせることが重要です。
ボールを使うメリット:自然に「動きの中で使う体幹」が鍛えられる
ボールを使ったトレーニングでは、不安定な環境で身体を支える必要があるため、
- 姿勢を維持するための微細な筋調整
- 動きの中で瞬時に体幹を使う感覚
- バランスを取りながら手足を連動させる動き
これらが自然と鍛えられます。
こうした動きは、実際のスポーツ動作や日常の動きに直結する「動ける体幹」を育てるうえで非常に効果的です。
「楽しみながらメリハリをつけて」続けやすいトレーニング
ボールを使ったトレーニングは、動きを取り入れることでゲーム感覚やチャレンジ感があり、楽しく続けやすいのも魅力のひとつです。
- 動きながら体幹を鍛えられる
- 難しさの中に楽しさがある
- 運動が苦手な方やお子さまも取り組みやすい
このようなメリットがあるので、トレーニングが「辛い作業」から「楽しみながら体を鍛える時間」に変わります。
まとめ:静的と動的、両方の体幹トレーニングをバランスよく取り入れよう
体幹トレーニングは「プランクだけ」ではありません。
本当に目指すべきは、**静的な安定性と動的な使い方の両方を兼ね備えた“使える体幹”**です。
- 静的トレーニングで基礎を固める
- 動的トレーニングで実際の動きに活かせる力をつける
- そして何より「目的を持ち、楽しく続ける」ことが大切です
今回ご紹介した体幹トレーニングの様子は、こちらの動画でチェックできます👇
正しいフォームや動きのポイントを確認して、ぜひご自身のトレーニングに取り入れてみてください。