こんにちは!
本日は、臀部(お尻)と背中の筋肉を同時に伸ばせるストレッチをご紹介します。
この2つの部位は、使いすぎても使わなさすぎても硬くなりやすく、日々の生活や運動の質に大きな影響を与えます。
そして、見逃せないのが「筋膜のつながり」です。
お尻と背中は別の筋肉に見えますが、実は筋膜でしっかりと連結している部位なんです。
お尻と背中は“筋膜”でつながっている!
筋膜とは、筋肉を包む薄い組織で、全身に張り巡らされています。
中でも、お尻・背中・太もも裏は「バックライン(後面の筋膜連結)」と呼ばれ、互いに密接に関係し合っています。
このバックラインが硬くなると…
- 腰の可動域が狭くなる
- 骨盤が前後に傾きやすくなる
- 姿勢が崩れる
- 疲れやすくなる
といった不調につながりやすくなります。
したがって、背中だけ・お尻だけ…ではなく、両方同時にケアすることがとても大切なんです。
動かさなくても、使いすぎても硬くなる部位
お尻や背中の筋肉は、「座りっぱなし」や「スポーツでの酷使」の両方で硬くなりがちです。
- 長時間座っていると、臀部が圧迫されて筋肉が縮こまり硬くなる
- 背中の筋肉は、猫背姿勢や緊張で張りやすくなる
- トレーニング後は疲労で筋肉が収縮したままになる
これらの理由から、日常的に伸ばして緩めることが欠かせません。
⏱️ 姿勢が良くても、短時間では効果が不十分?
「姿勢はきれいに取れているけど、15秒くらいしかキープしていない」
そんなストレッチ、していませんか?
じつはフォームよりも“時間”の管理が重要です。
筋膜にまでしっかりアプローチするには、最低でも30秒以上、できれば1〜2分かけてじっくり伸ばすことが必要です。
呼吸を止めずにリラックスしながら行うことで、緊張していた筋肉が徐々に緩み、深層部までしっかり伸ばすことができます。
✅実践タイミングのおすすめ
このストレッチは以下のような場面で取り入れるのがおすすめです:
- 運動後のクールダウン
- お風呂上がりで体が温まっているとき
- デスクワーク後のリフレッシュタイム
- 就寝前の軽いセルフケア
硬さが強いと感じる人ほど、毎日のルーティンに取り入れてみてください。
ストレッチの実践方法はこちらからチェック!
フォームや呼吸のコツは、動画でチェックできます👇
シンプルな動きなので、自宅でも手軽に取り組めます。
動画を見ながら一緒に試してみてくださいね!
💡まとめ:背面の筋膜を意識したストレッチで、快適な身体へ
お尻と背中を同時にストレッチすることで、
- 姿勢改善
- 腰や骨盤の可動域アップ
- 疲労回復の促進
- スポーツパフォーマンスの向上
といった効果が期待できます。
筋膜は“全身のつながり”です。だからこそ、一部だけでなく「連動した部分」をセットで動かすことがとても大切。
「身体が硬いな」「疲れが抜けにくいな」と感じる方は、ぜひ今日から取り入れてみてください!