InBodyを測定すると、
体重だけではなく骨格筋量・体脂肪量・体脂肪率など、
身体をさまざまな角度から確認できます。
ただし、
「骨格筋量が何kgなら良い」
「内臓脂肪レベルがいくつなら悪い」
と一つの数字だけで身体を判断するものではありません。
大切なのは、
現在の身体を知り、同じ条件で測定しながら変化を見ることです。
InBodyは「点数表」ではなく、身体の変化を確認するツール。
体重・骨格筋量・体脂肪量などを組み合わせて見ることで、
トレーニングや食事の方向性を考えやすくなります。
体重だけでは身体の変化は分からない
例えば体重がほとんど変わっていなくても、
身体の中では変化が起きていることがあります。
体重
身体全体の重さ
骨格筋量
身体を動かす筋肉
体脂肪
脂肪の量・割合
変化
身体づくりを評価
「体重が減った=すべて順調」
「体重が増えた=失敗」
と考えるのではなく、
何が変化して体重が動いたのかを見ることが重要です。
骨格筋量とは?
骨格筋は、
骨に付着して身体を動かすために働く筋肉です。
InBodyでは、
この骨格筋量を確認することができます。
身体を動かす
歩く・立つ・持つなど
日常生活の動作に関わります。
力を発揮する
筋力トレーニングや
スポーツ動作にも関わります。
身体機能を支える
年齢を重ねても
動ける身体を保つために重要です。
「体重の○%なら正常」と一律に決めない
骨格筋量は、
身長・体格・性別・年齢などによって異なります。
そのため、
「体重の24〜30%なら標準」
「30%以上なら良い」
といった一つの割合だけで、
全員の身体を評価することはできません。
InBodyでは、
骨格筋量そのものだけではなく、
体重や体脂肪量とのバランスなども確認します。
| 見る項目 | 分かること | 考え方 |
|---|---|---|
| 体重 | 身体全体の重さ | 単独では判断しない |
| 骨格筋量 | 骨格筋の推定量 | 体格なども考慮 |
| 体脂肪量 | 脂肪の推定量 | 増減を確認 |
| 体脂肪率 | 体重に占める脂肪の割合 | 体重との関係も見る |
筋肉量が多ければ「脂肪が勝手に燃える」わけではない
筋肉を維持・向上させることは、
身体機能や筋力を保つうえで重要です。
また、除脂肪量は安静時のエネルギー消費とも関係します。
ただし、
「筋肉を増やせば代謝が大幅に上がり、
自動的に脂肪が落ちていく」
と考えるのは単純すぎます。
体脂肪を減らしたい場合には、
筋力トレーニングだけではなく、
食事・日常活動・有酸素運動・睡眠などを含めた生活全体を見る必要があります。
「筋肉量を増やすこと」と「体脂肪を減らすこと」は同じではない。
筋肉を守りながら脂肪をコントロールするなど、
目的に応じて身体づくりの方向性を考えます。
内臓脂肪とは?
体脂肪はすべて同じ場所に存在するわけではありません。
内臓脂肪は、
腹部の臓器周辺に蓄積する脂肪です。
InBodyでは機種によって、
「内臓脂肪レベル」や
「内臓脂肪面積」などの形で表示されます。
体脂肪
身体に蓄えられる脂肪
皮下脂肪
皮膚の下にある脂肪
内臓脂肪
腹部の臓器周辺の脂肪
内臓脂肪レベルは「体脂肪率」とは違う
内臓脂肪レベルは、
身体全体の脂肪の割合を表す体脂肪率とは別の指標です。
InBodyでは、
内臓脂肪レベル10未満を一つの目安として示している機種があります。
ただし、
内臓脂肪レベルは体組成計によって
表示方法や評価方法が異なる場合があります。
そのため、
使用している機器の基準に沿って評価することが重要です。
| 項目 | 意味 |
|---|---|
| 体脂肪率 | 体重に占める体脂肪の割合 |
| 体脂肪量 | 身体にある脂肪の推定重量 |
| 内臓脂肪レベル | 腹部の内臓脂肪を機器独自の方法で示した指標 |
1回の測定結果だけで一喜一憂しない
InBodyなどの生体電気インピーダンス法を利用した体組成測定は、
身体の水分状態などの影響を受けます。
例えば、
食事・水分摂取・運動・測定時間などの条件が違えば、
数値が変動することがあります。
そのためWiSPでは、
できるだけ条件をそろえて測定し、
1回の数字よりも経時的な変化を見ることを大切にしています。
時間
できるだけ近い時間帯で
比較する。
食事・水分
測定前の条件を
できるだけそろえる。
運動
運動直後など
条件が違う測定を避ける。
見るべきなのは「数字」ではなく「変化」
身体づくりでは、
すべての数値を良くすることが目的ではありません。
例えば、
筋力を高めたい人、
体脂肪を減らしたい人、
体力をつけたい人では、
見るべき変化も違います。
測定
現在地を知る
目的
何を変えたいか決める
実践
運動・食事・生活
再測定
変化を確認する
体組成と一緒に身体機能も見る
InBodyの数値が良くても、
必ずしも身体が動きやすいとは限りません。
反対に、
数値だけでは見えない良い変化もあります。
扱える負荷や
動作の安定性。
関節可動域や
身体のコントロール。
疲れにくさや
日常生活での変化。
筋肉・脂肪・体重などの
経時的な変化。
「平均より上か下か」だけではなく、
「自分の身体がどう変わったか」を見る。
まとめ
骨格筋量や内臓脂肪レベルは、
身体の状態を知るための便利な指標です。
ただし、
骨格筋量を一律の割合だけで評価したり、
体組成計の数字だけで健康状態を判断したりする必要はありません。
体重・骨格筋量・体脂肪量などを組み合わせ、
測定条件をできるだけそろえながら
長期的な変化を確認することが大切です。
数字を測るだけで終わらず、身体づくりに活かす。
WiSPではInBodyによる体組成測定と
実際の動作・筋力などを組み合わせながら、
一人ひとりに必要なトレーニングを考えています。
FROM KNOWLEDGE TO ACTION
身体を知ることから、
次の一歩へ。
記事で得た知識も、身体の状態や目的によって活かし方は変わります。 WiSPでは、今の身体や動きを確認しながら、一人ひとりに合った方法を一緒に考えていきます。
呉市のパーソナルジム WiSP

