短距離走でタイムを伸ばすには、ただ走るだけでは十分ではありません。

もちろん走る練習は必要ですが、それだけではスピードや走力の向上は頭打ちになってしまいます。

その理由は2つあります。

ひとつは十分な筋肉量がないこと、もうひとつは鍛えた筋肉を効率的に使える体ができていないことです。

走る練習だけでは、これらを同時に高めることはできません。

だからこそ、走る練習に加えて筋肉量を増やし、体全体で効率的に力を伝えられる体を作るトレーニングが必要なのです。

走る力と体の安定性

短距離で大切な筋肉は、脚だけでなく、お尻の筋肉(大殿筋)や太もも裏の筋肉(ハムストリング)、腰やお腹の筋肉(体幹)です。

スプリント中は片足で体重を支えながら前に進む動作を繰り返します。

体幹や股関節周りの筋肉が安定していないと、地面に力を効率よく伝えられず、スピードは伸びません。

また、筋肉量が不足していると、力の出力そのものも不足してしまいます。

そのため、筋肉量を増やすトレーニングと体を安定させて効率よく使える体を作るトレーニングが両方必要なのです。

トレーニングの重要性

トレーニングでは、筋肉量を増やすだけでなく、鍛えた筋肉を正しく使える体を作ることも目的とします。

  • 自重スクワットやジャンプで脚の筋肉を強化し、瞬発力を高める
  • プランクやサイドプランクで体幹を安定させ、走るときに力を効率よく地面に伝える

走る練習とトレーニングを組み合わせることで、筋肉の力を最大限に活かせる走りが可能になります。

つまり、走るだけでは限界があるスピードも、トレーニングを取り入れることで伸ばせるのです。

まとめ

短距離で速くなるために重要なのは、走る練習とトレーニングの両立です。

  • 走る練習だけでは成長に限界がある
  • 十分な筋肉量がなければ力を出せない
  • 体幹や股関節を安定させ、鍛えた筋肉を効率よく使える体を作る
  • 練習とトレーニングをセットで行うことで、初めてスピードは伸びる

中学生でも、自分の体を理解して筋肉量を増やすトレーニングと走る練習を両立すれば、走力は確実に上がります。

まずは「走るだけじゃなく、筋肉を増やし効率よく使える体を作ることも必要」ということを意識して練習に取り組んでみましょう。