学生野球では、どうしても「レギュラーか、そうでないか」が大きな基準になりがちです。

試合に出ている選手は価値があり、出ていない選手は劣っている。

無意識のうちに、そんな考え方に縛られてしまう選手も少なくありません。

しかし、長い目で見たとき、成長する選手と伸び悩む選手の差は、レギュラーかどうかでは決まりません。

チームには「今の自分にしかできない役割」がある

試合に出ていなくても、チームの中でできることは必ずあります。

  • ベンチから声を出す
  • 雰囲気を保つ
  • 相手や流れを観察する
  • 練習で全力を出し、基準を上げる

これらは、誰にでもできるようで、実際には意識していないとできない役割です。

役割とは、与えられるものではなく、自分で見つけ、引き受けるものです。

「今できる最善」を尽くすことが成長につながる

「どうせ試合に出られないから」
「評価されていないから」

こうした気持ちが、行動の質を下げてしまうことがあります。

しかし、成長する選手は、状況がどうであれ、今の自分にできる最善を探し続けます。

  • 練習の一球を雑にしない
  • 試合に出る選手の準備を支える
  • 自分の課題と向き合い続ける

この積み重ねは、すぐに評価されなくても、確実に「差」として残っていきます。

勝敗は、見えない部分で決まることが多い

試合の勝敗は、グラウンドに立っている9人だけで決まるものではありません。

  • ベンチの雰囲気
  • 試合中の情報共有
  • ミスが出たときの空気

こうした要素が、流れを左右します。

チーム全体が同じ方向を向いているかどうかは、試合に出ていない選手の姿勢にも大きく影響されます。

「考える癖」「気づく癖」は一生の武器になる

チームの中で役割を考える経験は、野球だけで終わるものではありません。

  • 今、自分に何が求められているか
  • 自分はどう動くべきか
  • どうすれば全体が良くなるか

こうした「考える癖」「気づく力」は、将来どんな立場になっても必要とされる力です。

実際、上のカテゴリーに進むほど、与えられた役割を理解し、行動できる選手が評価されます。

⑤ レギュラーでない時間が人を強くする

多くの選手が、レギュラーでなかった時期に、

  • 自分を見つめ直し
  • 周囲を見る余裕を持ち
  • 野球への向き合い方を学んでいます

その経験が、チャンスを掴んだときの準備力につながります。

「試合に出ていない今」は、無駄な時間ではありません。

未来の自分を支える土台になっています。

まとめ

レギュラーかどうかは、その時点での役割にすぎません。

本当に大切なのは、チームの中で自分にできることを考え、行動し続ける姿勢です。

  • 今の自分にできる最善を尽くす
  • 役割を自分で見つける
  • 周囲に気づき、考えて動く

この過程そのものが、成長につながり、やがて勝敗や未来のチャンスにつながっていきます。

学生野球は、技術や体力だけでなく、人としての力を育てる時間でもあります。

今いる場所で、今の立場で、できることに本気で向き合っていきましょう。