暑い日や練習後に食べたくなるアイス。糖質を気にして我慢する必要はありません。

選び方次第で、運動後の回復や水分・糖質補給に役立つこともあります

アイスの種類と特徴

市販のアイスは主に3種類です(日本の食品表示基準に基づく):

• アイスクリーム:乳固形分15%以上、乳脂肪分8%以上。乳成分が豊富でコクがあります。

• アイスミルク:乳固形分10%以上、乳脂肪分3%以上。やや軽め。

• ラクトアイス:乳固形分3%以上で、乳脂肪分の規定はなし。軽めです。

種類によって栄養バランスが違うため、目的に応じて選びましょう。

運動後におすすめのアイス

氷菓は糖質が主成分で脂質が少ないため、運動後や暑い日のクールダウンに最適です。

(例)

・あずきバー 112キロカロリー 脂質0.3g

・ガリガリ君 69キロカロリー 脂質0g

・ガツンとみかん 77キロカロリー 脂質0g

・アイスの実 110キロカロリー 脂質1.2g

・ICE BOX 15キロカロリー 脂質0g

比較例

ソフトクリーム(アイスクリーム)は1個130gあたり190kcalで脂質が多く、栄養バランスでは脂質35%、炭水化物55%、たんぱく質10%です。

一方、アイスボックスは1個カップあたり15kcalで脂質0%、炭水化物100%、たんぱく質0%で、カロリーも低く栄養バランスを崩しにくいのが特徴です。

食べるときのポイント

• 氷菓:運動前後や暑い日の糖質補給に最適です。基本的な補食はおにぎりなどがおすすめですが、暑くて食欲がないときに活用すると便利です。

• その他のアイス(アイスクリーム・アイスミルク・ラクトアイス):脂質が多いため、オフの日のご褒美に。個包装よりも箱入りの方が1個あたりの脂質やカロリーが低いこともあります。

例としてパルムは、個包装だと230キロカロリー・脂質15.2gですが、箱入りだと142キロカロリー・脂質9.5gです。

まとめ

アイス=NGではありません。大切なのは「いつ」「どんなアイスを」「どんな目的で」食べるかです。

トレーニング後の回復、暑さ対策、気分転換――シーンに合わせて賢く取り入れましょう。