最近、学生の間でよく見かける姿勢の崩れ。その中でも特に目立つのが「巻き肩(まきがた)」です。

肩が内側に入り、胸が縮こまり、背中が丸まった姿勢は、見た目の問題だけでなく、呼吸の浅さ、肩こり、パフォーマンスの低下など、さまざまな影響を及ぼします。

今回は、そんな巻き肩の原因と、自宅でもできる簡単な対策についてお伝えします。

なぜ学生に巻き肩が多いのか?

現代の学生の生活を見てみると、巻き肩になりやすい要因がいくつもあります。

✅ 長時間のスマホ・ゲーム

前かがみになり、頭と肩が前に出る姿勢が習慣になってしまいます。

✅ 前傾姿勢での勉強

机に向かっての長時間の学習も、猫背や巻き肩を助長する原因のひとつです。

✅ 部活動でのフォームのクセ

野球やバレーボールなど、前方での動きが多い競技では、無意識に肩が内に入るフォームが定着していることも。

✅ リュックの背負い方

ストラップを長くしすぎてリュックが下がると、自然と肩が前に引っ張られてしまいます。

これらが積み重なり、「気づかないうちに巻き肩になっていた」という学生が非常に多いのです。

放っておくとどうなる?巻き肩のリスク

巻き肩を放置すると、次のようなリスクが考えられます。

  • 肩こりや首の痛み
  • 胸が開かず呼吸が浅くなる
  • スポーツパフォーマンスの低下
  • ケガのリスク増(肩、背中、腰など)
  • 自信のない印象を与える見た目

学生時代の姿勢のクセは、大人になってからもそのまま引き継がれることが多く、早めの対応がとても重要です。

今日からできる!巻き肩対策ストレッチ

巻き肩の改善に大切なのは、「胸を開く」意識を持つこと。

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ストレッチを行う際のポイントは2つあります。

✔ ポイント① 胸を張る意識を持つ

胸の前面(大胸筋)をしっかり伸ばすことで、肩の位置が自然と後ろに戻ります。

✔ ポイント② 肘を伸ばし、床をしっかり押す

肩甲骨の位置が安定し、肩が内に入るクセを防ぐことができます。

たった数分の動きですが、毎日続けることで少しずつ姿勢が整ってきます。

姿勢は「日々の積み重ね」で変えられる

悪い姿勢をそのままにしておくと、身体はその姿勢に慣れてしまい、どんどん修正しづらくなっていきます。

逆に、良い習慣を少しずつ積み重ねていけば、身体は自然と“良い姿勢”に順応していきます。

「まだ若いから大丈夫」と思わず、今の姿勢としっかり向き合ってみましょう。

日々の小さなストレッチや意識の変化が、未来の姿勢や運動パフォーマンスを大きく左右します。

姿勢改善をサポートしています

広島県呉市のパーソナルジム【ウィスポ】では、学生の姿勢改善や基礎体力づくりのサポートも行っています。

部活動や日常生活のクセを見直し、将来のケガ予防やパフォーマンス向上につなげていきたい方は、お気軽にご相談ください。

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