~EPOCとNEATを味方にするテクニック~
「筋トレを始めたのに、なかなか見た目が変わらない…」
「引き締めたいけど、運動ばかり増やすのは大変…」
そんなお悩みを持つ方へ、筋トレ後のちょっとした工夫で引き締め効果をさらに高める方法をお伝えします。
キーワードは【EPOC】と【NEAT】です。
EPOC(運動後過剰酸素消費)ってなに?
EPOCとは、運動が終わったあとにも身体が酸素をたくさん使い、カロリーを消費し続ける現象のこと。
筋トレのように強度の高い運動を行うと、運動後も代謝が高い状態が数時間~長ければ24時間以上続くこともあります。これがいわゆる「アフターバーン効果」。
つまり、筋トレを頑張ったあとは、何もしなくても燃えやすい状態になるのです。
有酸素運動を組み合わせると効果が高まる理由
ここで有効なのが、筋トレ後に軽めの有酸素運動をプラスすること。
EPOCによって高まった代謝状態をキープしながら、脂肪を効率よく使う時間を延ばすことができます。
特に、有酸素運動を後にすることで、糖質よりも脂肪が使われやすくなると言われています。
ただしポイントは「軽め」であること。
ハードなランニングではなく、疲れすぎない範囲でのウォーキングや日常動作で十分です。
NEAT(非運動性熱産生)とは?
NEATとは、「Non-Exercise Activity Thermogenesis」の略で、
運動以外の活動によって消費されるエネルギーのことを指します。
たとえば…
- 買い物に行く
- 掃除や洗濯をする
- 立って作業をする
こうした日常のちょっとした動きが、1日を通して見れば大きなカロリー消費に。
ダイエットがうまくいっている方は、このNEATが高い傾向にあると言われています。
筋トレ+日常動作で代謝アップの流れを作る!
筋トレを行った後は、代謝が高く、脂肪が燃えやすい状態になっています。
このときにちょっと体を動かすだけで、EPOCとNEATのダブル効果が得られる可能性があるんです。
たとえば以下のような工夫がオススメです:
- 筋トレ後にそのまま買い物へ
- 筋トレ後に10分だけウォーキング
- 筋トレ後に掃除や洗濯をまとめて済ませる
「有酸素運動」と聞くと構えてしまいがちですが、
「筋トレ後に少し動く」だけでも十分に効果的です。
無理なくできるから続けられる!
大切なのは、ハードな運動を増やすことではなく、筋トレで高まった代謝を活かして、日常の中で自然に動くこと。
これにより、「頑張ってるのに成果が出ない…」というモヤモヤも解消されやすくなります。
まとめ
筋トレはボディメイクの基盤としてとても有効ですが、「その後の動き方」で効果がさらに変わってきます。
EPOCによる代謝アップを意識しつつ、NEATを意識して日常でもしっかり動くことで、あなたの引き締め目標はより早く、確実に近づきます。
「筋トレの後に、少し動く」
今日からできるシンプルなテクニック、ぜひ取り入れてみてくださいね!