こんにちは!
今回は、「股関節の柔軟性は大事」とよく耳にするけれど、実際はそれだけでは不十分ですよというお話です。
「柔らかい=良い」ではない
柔軟性はもちろん大事です。
硬くなってしまうと、腰痛やひざ痛、転倒のリスクも高くなります。
ただし、「柔らかければOK」という考え方だけでは、日常生活でも運動でも、十分な効果を引き出せません。
股関節の8つの役割とは?
股関節は体の要です。以下のように、実に多くの役割を持っています。
- 力の伝達(上半身と下半身をつなぐ)
- 体重を支える(骨盤から脚への荷重分散)
- 動作を補助(曲げる・伸ばす・回す)
- バランス保持(片足立ちなど)
- 衝撃吸収(歩行・階段昇降時)
- 骨盤・体幹の安定化
- 運動の起点/終点として働く
- 姿勢の維持
これだけ多機能な関節ですから、「ただ柔らかい」だけでは、機能を十分に引き出せないのは当然です。
今回は“動かす股関節”を意識したエクササイズ紹介!
今回ご紹介するエクササイズは、股関節の柔軟性だけでなく、「力を伝える」「動作を補助する」という機能をサポートするメニューです。
たとえば、
・歩行時にスムーズに脚が出せる
・階段の昇り降りが楽になる
・長時間立っても疲れにくくなる
など、日常生活でも快適に動ける身体づくりに役立ちます。
大事なのは“意味を理解して動くこと”
運動やストレッチを「何となくやる」だけでは、体は変わりにくいもの。
このエクササイズを通じて、「なぜこの動きが必要なのか?」を考えるクセをつけると、自然と効果も出やすくなります。
「柔軟性+コントロール力」があってこそ、体は本当にラクに動きます。
まとめ:股関節は“動かして育てる”!
柔軟性は入口にすぎません。
大事なのは、「動きの中で働ける股関節」を育てることです。
今回のエクササイズは、日常動作や軽い運動にすぐ活かせる内容となっています。
股関節の本来の役割を意識しながら、ぜひ試してみてください!