こんにちは!

今回は、「股関節の柔軟性は大事」とよく耳にするけれど、実際はそれだけでは不十分ですよというお話です。

「柔らかい=良い」ではない

柔軟性はもちろん大事です。

硬くなってしまうと、腰痛やひざ痛、転倒のリスクも高くなります。

ただし、「柔らかければOK」という考え方だけでは、日常生活でも運動でも、十分な効果を引き出せません。

股関節の8つの役割とは?

股関節は体の要です。以下のように、実に多くの役割を持っています。

  1. 力の伝達(上半身と下半身をつなぐ)
  2. 体重を支える(骨盤から脚への荷重分散)
  3. 動作を補助(曲げる・伸ばす・回す)
  4. バランス保持(片足立ちなど)
  5. 衝撃吸収(歩行・階段昇降時)
  6. 骨盤・体幹の安定化
  7. 運動の起点/終点として働く
  8. 姿勢の維持

これだけ多機能な関節ですから、「ただ柔らかい」だけでは、機能を十分に引き出せないのは当然です。

今回は“動かす股関節”を意識したエクササイズ紹介!

今回ご紹介するエクササイズは、股関節の柔軟性だけでなく、「力を伝える」「動作を補助する」という機能をサポートするメニューです。

たとえば、

・歩行時にスムーズに脚が出せる

・階段の昇り降りが楽になる

・長時間立っても疲れにくくなる

など、日常生活でも快適に動ける身体づくりに役立ちます。

エクササイズをチェック

大事なのは“意味を理解して動くこと”

運動やストレッチを「何となくやる」だけでは、体は変わりにくいもの。

このエクササイズを通じて、「なぜこの動きが必要なのか?」を考えるクセをつけると、自然と効果も出やすくなります。

「柔軟性+コントロール力」があってこそ、体は本当にラクに動きます。

まとめ:股関節は“動かして育てる”!

柔軟性は入口にすぎません。

大事なのは、「動きの中で働ける股関節」を育てることです。

今回のエクササイズは、日常動作や軽い運動にすぐ活かせる内容となっています。

股関節の本来の役割を意識しながら、ぜひ試してみてください!