中距離・長距離走では、持久力やスピード維持だけでなく、疲労時でも効率的なフォームを保つ体幹力が重要です。

つい「プランク」や「キープ系トレーニング」をイメージする方も多いと思います。

確かにこれらのメニューは体幹を鍛えるうえで有効ですが、実際のランニング中でそのまま活かせるかというと少し不十分です。

なぜなら、中・長距離では長時間にわたり前傾姿勢を維持し、腕振りや脚の動きと体幹の連動を保つ必要があるからです。

寝た姿勢や静止状態で鍛えた体幹は、その姿勢では強くなりますが、走行中で同じように使えるとは限りません。

SAIDの法則を理解してランニング向けに鍛えよう

ここで押さえておきたいのが「SAIDの法則」です。

SAIDとは Specific Adaptation to Imposed Demands(特異的適応) の略で、身体は行ったトレーニング内容に特化して適応するという考え方です。

つまり、長距離で体幹を活かしたいなら、前傾姿勢の維持、腕振りと脚の連動、疲労時の安定性といったランニングに近い条件で刺激を入れることが非常に重要です。

BOSUボールを使った体幹トレーニングのメリット

そこでおすすめなのが、 BOSUボールを使った体幹トレーニング です。

BOSUボールの不安定なバランス上で動作を行うことで、体を支える力やコントロール能力が自然と必要になり、体幹部に強い刺激が入ります。

さらに、重りを持ちながら行うと、体幹の深層部であるインナーマッスルにも効率的にアプローチできます。

不安定な環境下でバランスを取りながら力を発揮することで、 安定性・連動性・出力のコントロール力 を同時に鍛えられます。

これにより、長時間のランニングでもフォームが崩れにくくなり、疲労による体のブレを最小限に抑えることができます。

動画で正しいフォームを確認しよう

具体的な動きやフォームについては、動画で詳しく解説しています。

初心者でも取り組みやすく、自宅やジムで手軽に実践可能です。

動画は公式LINEのタイムラインでも公開していますので、フォームを確認しながらトレーニングに取り入れてみましょう。

公式LINEタイムラインはこちら

➡ https://linevoom.line.me/post/1176652780000573390

毎日の積み重ねでランニングパフォーマンスアップ

毎日のちょっとした積み重ねが、体幹の安定性や走行中のフォーム維持力を大きく変えてくれます。

立位での体幹力は、前傾姿勢の維持、腕振りと脚の連動、長時間のランニング中の姿勢安定に直結するため、競技力向上を目指す中距離・長距離陸上の学生にとって欠かせないトレーニングです。

体幹の強化は単なる筋力アップではなく、 ランニング中に効率的に力を使い、疲労時でもフォームを保つ力 を高めることにつながります。

BOSUボールを使った体幹トレーニングで、安定した体幹と効率的な力の使い方を身につけ、持久力とパフォーマンスの向上を目指しましょう。