「ちゃんとやっているつもりなのに、なぜかうまくいかない」

バレーボールを頑張っている中学生なら、一度はそう感じたことがあるはずです。

実は、その原因は努力不足ではなく、自分の動きを正しく把握できていないことにある場合が多くあります。

そこでおすすめなのが、自分のプレー動画をチェックすることです。

動画を見ることは、特別な才能がなくても、誰でも今日から取り組める上達の近道です。

「自分が思っている動き」と「実際の動き」は違う

人はプレー中、自分の動きを頭の中でイメージしながら体を動かしています。

しかし、そのイメージと実際の動きが完全に一致することはほとんどありません。

例えば、

・膝をしっかり曲げているつもりでも、実際は浅い
・構えができていると思っていても、反応が遅れている
・腕を振っているつもりでも、タイミングがズレている

こうしたズレは、プレー中にはなかなか気づけません。

動画は、そのズレを客観的に教えてくれる「もう一人のコーチ」のような存在です。

言葉で考えるより、動画は圧倒的にわかりやすい

「もっと低く構えよう」「早く準備しよう」と言われても、

言葉だけでは何をどう直せばいいのか分からないことがあります。

動画を見ると、

・どの場面で遅れているか
・体のどこが動いていないか
・無駄な動きがどこにあるか

が一目で分かります。

そのため、言葉で考えるよりも理解が早く、修正点がはっきりします。

上達する人ほど「感覚」だけに頼らない

うまくなる選手ほど、自分の感覚だけを信じすぎません。

動画という「事実」を見て、冷静に自分のプレーを振り返ります。

感覚だけに頼ると、

「なんとなく良かった」「今日はダメだった」

で終わってしまいますが、動画があれば、

「この場面で準備が遅れていた」

「ここで体が立ち上がっている」

と、具体的な課題が見えてきます。

これにより、練習で何を意識すべきかが明確になります。

改善の優先順位がわかる

動画をチェックすると、「全部直さなきゃ」と思うこともあります。

しかし、すべてを一度に直す必要はありません。

動画を見ながら、

・ミスにつながっている動き
・プレーの流れを止めている癖

を一つずつ見つけていくことが大切です。

改善点に優先順位をつけることで、無駄な練習が減り、効率よく上達できます。

中学生におすすめの動画チェック方法

・全体を1回通して見る
・次に、うまくいかなかった場面だけを見る
・「1つだけ」直すポイントを決める

この3ステップで十分です。

完璧を目指さず、「1つ良くする」ことを続けていきましょう。

動画を見ると、うまくいっていない場面ばかりに目がいきがちです。

しかし、良かったプレーも必ず確認することが大切です。

うまくいった動きは、あなたの強みです。

それを理解することで、自信を持ってプレーできるようになります。

まとめ

自分のプレー動画をチェックすることは、

感覚と実際の動きのズレを知り、上達への近道を見つけることです。

言葉だけで考えるよりも、動画は正確で分かりやすいヒントをくれます。

今日の練習や試合を、ただ終わらせるのではなく、

動画で振り返る時間を少しだけ作ってみてください。

その積み重ねが、確実な成長につながります。