学生野球において、「球速を上げたい」「打球を強くしたい」「怪我を防ぎたい」と考えたとき、必ず重要になるのが股関節の使い方です。
投球・打撃・走塁といった野球の動作は、すべて下半身から始まり、股関節を通じて全身へ力が伝わります。
今回は、当ジムで指導している股関節エクササイズについて、学生野球選手向けに補足解説を行います。
股関節エクササイズ=股関節だけを動かす、ではない
今回ご紹介するエクササイズは、「股関節を内側に捻る運動」として知られているものです。
しかし実際には、股関節だけが単独で動いているわけではありません。
正しい動作では、
- 股関節
- 骨盤
- 腰(体幹)
これらが連動することで、初めて意味のある動きになります。
「股関節だけを動かせばいい」と意識しすぎてしまうと、見た目の動きだけを真似してしまい、
骨盤が固まったまま動いたり、腰だけを無理に捻ったりと、体に負担がかかるフォームを覚えてしまうことがあります。
間違った動きが、パフォーマンス低下と怪我につながる理由
👉 https://linevoom.line.me/post/1176713260321106947
※骨盤・腰・股関節の連動、NGフォームとOKフォームの違いに注目してください。
※動画では「股関節だけを動かそうとしてしまう例」と、「骨盤や腰と連動した正しい動き」を比較しています。
自分の動きと照らし合わせながらご覧ください。
野球では、
- 投球時の体重移動
- 打撃時の骨盤の回転
- 走塁時の加速
といった動作で、股関節の働きが非常に重要になります。
誤ったフォームのままエクササイズを続けてしまうと、
・トレーニング効果が出にくい
・肘、肩、腰、膝への負担が増える
・成長期の怪我リスクが高まる
といった問題につながることがあります。
学生野球選手に必要なのは「正しい努力」
当ジムでは、「とにかく追い込む」「回数を増やす」ことよりも、
無理なく正しい動作を積み重ねることを大切にしています。
学生野球選手は、
- 骨格
- 柔軟性
- 筋力バランス
が一人一人異なります。
そのため、同じエクササイズでも全員に同じやり方が合うわけではありません。
今の体でできる「正しい動き」を理解し、少しずつ積み重ねていくことが、将来的なパフォーマンス向上につながります。
股関節を正しく使えると、野球の動きはこう変わる
股関節が正しく使えるようになると、
- 投球時の体重移動がスムーズになる
- 打撃で下半身の粘りが出る
- 走塁時の初速が上がる
- 肩や肘への負担が減る
といった変化が期待できます。
これは単なる筋力アップではなく、体の使い方が変わることによる効果です。
動画や情報だけに頼らない体づくりを
現在は、動画やSNSで多くのトレーニング情報を簡単に見ることができます。
しかし、本当に大切なのは自分の体に合った動かし方を知ることです。
正しいフォームは、
- 見た目だけでは分かりにくい
- 自分では気づきにくい
という特徴があります。
専門的な視点でチェックしながら体を動かすことで、効率よく、そして安全に体づくりを進めることができます。
小さな積み重ねが、将来の大きな差になる
焦らず、正しい努力を続けること。
毎回の小さな積み重ねが、確実に体を変え、競技力向上や怪我予防につながります。
当ジムでは、体を動かす楽しさと効果を実感しながら、学生野球選手が安心して成長できるサポートを行っています。
自分の体を理解し、無理なく動かす習慣を身につけることが、
健康で競技力の高い野球選手への第一歩です。

