テニスに真剣に取り組んでいると、「しっかり振っているのにボールが安定しない」「試合になるとミスが増える」と感じることがあります。

その原因は、努力不足ではなく、自分の動きを正しく把握できていないことにある場合が多くあります。

そこでおすすめしたいのが、自分のプレーを動画でチェックする習慣です。

動画は、テニス特有の細かな動きやタイミングのズレを、客観的に教えてくれる強力なツールです。

テニスは「準備」と「タイミング」が結果を左右する競技

テニスは、相手やボールに合わせて、瞬時に動きを変える競技です。

そのため、ショットそのものよりも、

・構えの早さ
・フットワーク
・打点までの準備

がプレーの質を大きく左右します。

動画を見ることで、

・構えが遅れていないか
・打点が体から離れすぎていないか
・足が止まったまま打っていないか

といったポイントを視覚的に確認できます。

感覚と実際の動きはズレやすい

「しっかり体を回して打っているつもり」
「リラックスして振れている感覚」

こうした感覚と、実際のフォームは一致しないことが多くあります。

動画を見れば、

・上半身だけで打っている
・スイングが遅れている
・フォロースルーが小さい

など、言葉だけでは分かりにくい課題がはっきりします。

ショット別に見る動画チェックのポイント

ストローク

構えからテイクバック、インパクトまでの流れを確認しましょう。

特に、打点の位置と体のバランスが重要です。

サーブ

トスの位置、体の使い方、着地までの流れは動画でこそ把握できます。

安定感やスピードに直結します。

ボレー・スマッシュ

準備姿勢や一歩目の反応、インパクト時の体の向きを確認すると、ミスの原因が見えやすくなります。

動画を見ることで改善の優先順位が明確になる

テニスは修正点が多くなりがちですが、すべてを一度に直す必要はありません。

動画を見ながら、

・ミスにつながっている動き
・ラリーが崩れた場面

を整理すると、今取り組むべき課題が明確になります。

改善点を1つに絞ることで、練習の質が大きく向上します。

動画活用で意識したいポイント

できていない点ばかりを見るのではなく、良かった動きも必ず確認することが大切です。

安定して入ったショットや、リズム良く動けていた場面は、今後の基準になります。

また、他人と比べるのではなく、「前の自分」と比べて成長を確認することが、継続のモチベーションにつながります。

まとめ

学生テニスにおいて、自分のプレーを動画で振り返ることは、感覚と実際の動きを一致させ、安定したショットと動きを身につけるための近道です。

打つことだけに集中するのではなく、準備・動き・流れを含めて見直すことで、プレーの質は確実に向上します。

日々の練習に動画という視点を加え、一段上のテニスを目指していきましょう。