「痩せたいから、できるだけ食べずに運動しよう」

そう考えて、空腹のままトレーニングをしている方は少なくありません。しかし実は、その習慣がダイエットや体づくりの効率を下げている可能性があります。

ダイエットを成功させるためには、運動だけでなく、日々の食事スタイルを整えることがとても重要です。

空腹で運動すると身体の中で何が起きているのか

空腹状態でトレーニングを行うと、身体は筋肉や肝臓に蓄えられた糖質(グリコーゲン)を主なエネルギー源として使います。

この糖質は、運動時に力を発揮するために欠かせないエネルギーです。

しかし、糖質が不足した状態では十分なパワーを出しにくくなり、身体はエネルギーを補うために筋肉を分解しやすくなります。

その結果、筋肉量が増えにくくなり、代謝の高い身体を作るというダイエットにとって重要なポイントが損なわれてしまいます。

疲れやすさや集中力低下の原因にも

空腹でのトレーニングは、低血糖の状態を引き起こしやすくなります。

低血糖になると、以下のような症状が出やすくなります。

・トレーニング中に力が入らない
・集中力が続かない
・必要以上に疲労感を感じる
・運動後にぐったりしてしまう

これでは、せっかく運動を頑張っても質が下がり、継続もしづらくなってしまいます。

ダイエット中でも運動前の軽い補給は必要

「ダイエット中だから食べるのが怖い」と感じる方も多いかもしれませんが、運動前の適切な補給は太る原因にはなりません。

むしろ、トレーニングの質を高め、結果的に脂肪燃焼や引き締めにつながります。

時間がない場合でも、以下のような消化がよく吸収の早いものを少量摂るのがおすすめです。

・カステラ
・バナナ
・プロテイン

これらを少し摂取しておくだけでも、エネルギー不足を防ぎ、身体をスムーズに動かしやすくなります。

運動よりも先に整えたい「食事という土台」

ダイエットでは「どれだけ運動を頑張るか」に目が向きがちですが、まず大切にしたいのは日々の食事スタイルです。

食事は、身体を作る土台であり、トレーニング効果を左右する大きな要素です。

食べないことで一時的に体重が減っても、筋肉が減り、疲れやすくリバウンドしやすい身体になってしまっては意味がありません。

しっかり食べて、しっかり動ける状態を作ることが、無理なく続けられるダイエットへの近道です。

まとめ

ダイエット中であっても、空腹でのトレーニングはおすすめできません。

運動の効果を最大限に引き出すためには、少量でもエネルギー補給を行い、身体が動きやすい状態を整えることが大切です。

運動を頑張ることはもちろん大切ですが、その前提として日々の食事を整えることを忘れないようにしましょう。

正しい食事と運動のバランスが、健康的で美しい身体づくりにつながります。