サッカーでは、ダッシュ、ジャンプ、切り返し、キックなど、
短い時間の中で大きな力を発揮する場面が繰り返されます。
そのため、筋力を高めることに加えて、
「持っている力をどれだけ素早く発揮できるか」という視点も重要になります。
「力が強い」と「素早く力を出せる」は同じではない。
筋力を身体の土台として高めながら、
その力を素早い動作へつなげていくことが、
サッカーの身体づくりでは重要です。
サッカーで求められる「瞬発力」とは?
サッカーでは、ゆっくり大きな力を出すだけでなく、
限られた時間の中で力を発揮する必要があります。
例えば、一歩目の加速、ジャンプ、相手への反応、
急な方向転換などです。
力を出す
地面を押す、身体を支えるなど、
動作の土台となる力を発揮します。
速く動かす
競技では、大きな力だけでなく
動作速度も重要な要素になります。
力 × 速度
パワーは力と速度の両方に関係します。
競技では状況に応じた力発揮が求められます。
筋力は「土台」になる
瞬発的な動きを高めるからといって、
速いトレーニングだけを行えばよいわけではありません。
大きな力を発揮する能力は、
スプリントやジャンプなどの動作を考えるうえでも重要な身体能力です。
筋力
力を発揮する土台をつくる
素早い力発揮
短い時間で力を立ち上げる
動作
走る・跳ぶ・切り返す
競技
プレーの中で使う
筋力とパワーはどう違う?
| 能力 | 考え方 | サッカーでの例 |
|---|---|---|
| 筋力 | 力を発揮する能力 | 接触時に身体を支える、地面へ力を加える |
| 素早い力発揮 | 短い時間の中で力を高める能力 | スタート、切り返し、ジャンプ |
| パワー | 力と動作速度の両方が関係 | ジャンプ、加速、キックなど |
ヒップロックが重要な理由
走る動作では、脚を前へ運ぶことだけでなく、
接地している側で身体を支えることも重要です。
ヒップロックは、片脚で身体を支えながら、
骨盤や体幹の位置をコントロールする感覚を身につけるために活用できます。
股関節周囲を使いながら、
片脚支持で姿勢をコントロールします。
支持側を安定させながら、
反対側の脚を動かす練習へつなげます。
「筋トレ」から「競技動作」へつなげる
スクワットで筋力が高まったからといって、
そのままサッカーのダッシュや方向転換が完成するわけではありません。
筋力トレーニングで身体能力の土台をつくり、
そこからジャンプ、加速、減速、方向転換などへ段階的につなげていきます。
STRENGTH
スクワット・ランジなど
POWER
ジャンプなど
MOVEMENT
加速・減速・方向転換
FOOTBALL
実際のプレーへ
学生年代では「重さ」だけを追わない
学生のトレーニングでは、
重い重量を扱うことそのものを目的にするのではなく、
年齢、成長段階、トレーニング経験、フォームなどを考慮することが重要です。
まず安全に動作を習得し、
技術の習熟に合わせて負荷を段階的に調整していきます。
「筋力をつける」で終わらせず、
「素早く力を出し、競技で使う」ところまで考える。
まとめ
サッカーに必要な瞬発的な動作を考えるとき、
筋力・力を発揮する速さ・動作速度など、
複数の要素を切り離さずに考えることが大切です。
筋力を土台として高めながら、
ジャンプや加速、減速、方向転換などへ段階的につなげ、
最終的に競技の中で発揮できる身体を目指していきます。
身体能力を、競技で使える力へ。
WiSPでは身体や動作を確認しながら、
競技特性や成長段階に合わせたトレーニングを組み立てています。
FROM KNOWLEDGE TO ACTION
身体を知ることから、
次の一歩へ。
記事で得た知識も、身体の状態や目的によって活かし方は変わります。 WiSPでは、今の身体や動きを確認しながら、一人ひとりに合った方法を一緒に考えていきます。
呉市のパーソナルジム WiSP

