「やる気が出たら運動しよう」
そう思っている方はとても多いです。
ただ実は、やる気というのは
“行動の前にあるもの”ではなく、“行動の後に生まれるもの”です。
やる気がない状態で、やる気を出そうとするのは意外と難しいもの。
むしろそれは、効率の悪い方法とも言えます。
ではどうすればいいのか。
答えはシンプルで、まず小さく行動することです。
行動がやる気をつくる理由
人の脳は、行動によって変化します。
少しでも体を動かしたり、「できた」という感覚を得ることで、達成感や前向きな気持ちが生まれます。
このとき関係しているのが「ドーパミン」と呼ばれる神経伝達物質です。
ドーパミンは“やる気ホルモン”とも呼ばれ、小さな成功体験によって分泌されやすくなります。
つまり、
- やる気があるから行動する
ではなく - 行動するからやる気が出る
という順番が本来の流れです。
習慣が今の身体をつくっている
今の身体は、これまでの積み重ねでできています。
食事、運動、生活リズムなど、日々の習慣の結果です。
だからこそ、身体を変えるためには
やる気に頼るのではなく、習慣に落とし込むことが重要です。
やる気に左右される状態だと、
- やる気がある日は頑張れる
- やる気がない日は何もしない
という波が生まれてしまいます。
これではなかなか安定して結果を出すことはできません。
考えすぎると動けなくなる理由
もちろん、考えることは大切です。
ただ、人は考えすぎると不安やネガティブな感情が強くなり、結果的に行動を避ける傾向があります。
これは心理学でいう「分析麻痺(Analysis Paralysis)」と呼ばれる状態で、
考えすぎることで行動できなくなる現象です。
完璧に準備してから動こうとすると、
逆に一歩目がどんどん遠くなってしまいます。
だからこそ、
思い立ったらまず行動する
それから考える
この順番でも全く問題ありません。
初めての方が不安なのは当然です
当ジムに来られる方の多くが、
- 運動が久しぶりで不安
- 続けられるか自信がない
- 自分にできるのか心配
といった気持ちを持っています。
ですが、それはとても自然なことです。
なぜなら、
まだやっていないから自信がないだけだからです。
経験がない状態で自信がないのは、むしろ当たり前です。
私が大切にしていること
私は、「お客様を変える」というよりも
“お客様と一緒に変わっていく”姿勢を大切にしています。
トレーニングでは、
- 身体の状態を評価し
- 目的に合わせてメニューを組み
- 段階的に強度や内容を調整する
ことで、変化は十分に見込めます。
ただし、実際に取り組むのはお客様ご自身です。
だからこそ、
- 忙しい日常の中で無理なく続けられるか
- モチベーションの波に左右されすぎないか
といった現実的な部分も非常に大切になります。
100点ではなく“続けられる形”を
理想を言えば、毎回100点の取り組みができれば一番良いです。
ですが実際には、仕事や家庭、体調など様々な要因があります。
私は、
「完璧」よりも「継続できること」を優先しています。
- 少し軽めでもいい
- 回数が少なくてもいい
- できる範囲でいい
その代わり、無理なく続けること。
この積み重ねが、確実な変化につながります。
小さな一歩が未来を変える
大きな変化は、いきなりは起きません。
ですが、小さな行動の積み重ねは確実に身体を変えていきます。
- 1回やってみる
- 少しだけ続けてみる
- 前より少し楽に動けるようになる
この一つひとつが、自信につながり、やる気を生みます。
まとめ
やる気は待つものではなく、行動によって生まれるものです。
そして身体を変えるために最も重要なのは、
やる気ではなく習慣です。
私は、
- 不安がある方でも一歩踏み出せるように
- 無理なく続けられる形を一緒に見つけながら
- 着実に前に進めるようサポートしていきます
最初の一歩は小さくて大丈夫です。
その一歩を、一緒に積み重ねていきましょう。
